第481回母子保健指導員研修会

母乳育児を楽しむために母親に伝えたいもの

講師 水野克己先生(昭和大学江東豊洲病院小児内科)

講習会に行ってきました。
母乳のメリットが周知されて、母乳育児を希望するお母さんが増えました。
それ自体は喜ばしい事ですが、
カンボ、カンミなんて言葉が出現。
母乳神話が大手を振って、混合や人工栄養のお母さんが肩身の狭い思いをしたり、母親失格と落ち込んだりする事も。
私も訪問しながら、母乳は産まれたら出ると思っていたのに出ない、足りない、ミルクを足してしまって、授乳は修行、母乳育児は苦行なんてお母さんにしばしばお会いします。
免疫とかアタッチメントとか、たくさんメリットはありますが、もっとシンプルに手軽、経済的、楽チン、消毒も温度管理も時間間隔も考えないで素のまま自然体で育児を楽しめる事が母乳育児のメリットだと私は思っています。


様々な要因で母乳が足りなくて空腹で泣いている赤ちゃん、体重が増えずに元気ない赤ちゃんに人類の叡智、100%母乳にはならないけど極めて近づけてきたミルクを補っていいんじゃないんでしょうか。
ミルクは毒ではありません。

最近、ネットで母乳販売がされているそうです。本来、産まれた赤ちゃんに合わせて作られた母乳を売る?という、感覚的なところで、私自身はアウトです。
販売がされているということは、買う人がいるということです。我が子に中身がどうなっているかわからない何かを与えるというのもあり得ません。
昔の日本にあった乳母なら出どころがしっかりしていて、まだわかりますが。

研修会の中で、そうして売られている母乳の成分分析をしたら通常の1000倍の細菌が検出され、成分に母乳以外のものが入っていたとのこと。
やっぱり、品質管理、法律の網の目をくぐっているものは、自己防衛しなくてはならないと思います。
母乳の原料はお母さんの血液です。血液の中には成人白血病やHIVのウイルスも含まれます。
輸血と同じです。

研修会の水野先生は、この現状をなんとか打破しようと母乳バンクを設立されました。

臍帯血ビジネスのような闇の母乳取引が無くなるように願っています。

母乳には、たくさんメリットがあります。
育児は、母乳だけではありません。母子が健やかに楽しく過ごせる、これが一番です。

お母さん、自分に優しくね。

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