子育てに悩む親へのメッセージ 内田伸子先生

先日、母子保健指導員研修会で、内田伸子先生の講座を受けた。

乳幼児~児童期には認知発達の劇的な変化があり、

生後10か月頃 イメージ(見立て遊び、記憶)が誕生する第一次認知革命

5歳半頃 情報処理過程の精度が高まり、メタ認知が進む第二次認知革命

9歳から30歳 モラル、情緒、自我同一性が育つ第三次認知革命

これらが脳の中で起こる。

大脳の発達過程のなかでは、行動上戻ったり、停滞しているように見える時が、

こころとあたまとからだの中で、見えない力が育っている。

と、こんな風に書き出してみると難しそうに見えるけれど、

内田先生は具体例を引き合いに出しながらお話しするので

へえ!がたくさん。

そして、興味深かったのは、

日本語母語話者と英語母語話者の違い。

日本語母語話者は、時系列因果 会話スタイルは相手の発話を待つ、相手と調和・強調するための対話

「男の子と犬がベットで眠っていた。そしてカエルがこっそり逃げだした。」

英語母語話者は、結果先行因果律、自己主張する、相手と戦う討論のための会話

「カエルがこっそり逃げ出した。どうしてかというと、男の子と犬が眠りこけていて、音に気付かなかったから。」

幼児期の育てたい力は、相手の話を聴く力。

心の声を受け止めて、共感することは、相手との関係に配慮し、思いやること。

日本語や、日本文化の相手に配慮する対話、調和するための会話って、

戦わない、平和の言葉だ。

心も含めて、母国語の土台が成り立って、初めて英語が生きるのではないだろうか。

今回のもうひとつのテーマは、

幼児からの英語教育は必要か否か。

世間で言われている色々を統計データ、エビデンスに沿っての講義。

説得力大。

英会話塾は効果がない

会話力の他に、英語読解力=英語で考える力が学年相当までに獲得するには、8年かかる。

早期からの漠然とした英語教育の導入は、英語嫌いを作り出す

ドリル学習は百害あって一利なし。

小学校では、国語、算数、科学教育に力を入れるべき。

そうか、やらせていたな、ドリル。

遊びを通して子供は楽習する。難関校突破組は、子供時代によく遊んだ、共有型しつけを受けた群に多い。

つい、能力開発とか、知育と聞くといそいそやりたくなっていたっものだったが、

自由保育の中でしっかり遊んだ子の方が伸びしろが大きいという事なんだ。

確かに、繰り返し、強制、やらされ感があると楽しくない。

講座を終えて、もう少し、内田先生の著書なども読みたいと思った。

 

 
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